閑散期をどう乗り切る?この時期に必ずやるべき5つのコト!再来店を増やして売上をあげるためのキャンセル対策とは。

サロン運営のコツ

繁忙期が終わって小休止、10月や11月ともなると一般的には閑散期に入るお店も多いのではないでしょうか。業界的な閑散期の定義は一概にはいえませんが、長期休暇後(出費の節制)、イベントが少ない(外出機会減)、といった共通点があります。忙しさも緩和される理美容サロンや飲食店の閑散期を利用してやるべきことをまとめてみました。

閑散期オフシーズンに必ずすべき5つのコト!

1、多種多様なキャンペーン、プロモーションを大量に展開(メニューや商品の改善と再構成)

繁忙期は時期的に需要が高くお客様が多くご来店されるためお得な特典を必要以上に提供することはありませんが、閑散期ではキャンペーンやプロモーションをたくさん提供することが好ましいとされています。閑散期のキャンペーンの基本は通常のベース特典は据え置きながらも「こんなキャンペーンを提供したらどうか」「このプライスで提供したらどうか」「前から考えてたこのプロモーションはどうか」といった繁忙期にはできない仮説検証のためのプロモーションを大量に提供することが可能です。お客様からのさまざまな反響が得られやすい時期でもありますので新規顧客を引き寄せつつお店側の思惑とお客様の要望とをその結果から考察して新しいメニューや商品構成を考えます。

2、数字まわりの計数管理を再整理(効率的な管理)

今日や昨日の売上は把握しているものの、週間の売上や月間の売上、キャンセル数や予約日時変更に伴う客数の増減数、またはその予算比や前年比、お客様情報やセグメント分けなどといった販売データはあまり細かく管理されない傾向にあります。閑散期にはこういった煩雑と思われる業務を日々の集計作業に落とし込み、再整理してわかりやすく可視化しましょう。何が一番売れているのかといった商品販売データや、いくらの価格帯が売れているのかといったプライスデータも管理して同じエリア同規模の競合分析に役立てて自社の強みを再確認します。

3、ロープレの徹底(トレーニングと教育)

閑散期はロールプレイングを徹底しましょう。ロープレは再来店を促すための接客術であり技術や商品とは異なるスキルを養います。オープン前など決めた時間に毎日継続して行う理由は、出勤メンバーが日によって違うことによる教育の不均衡を起こさないためです。また、閑散期は日中にどうしても空いている時間というものが発生しがちでスタッフ各位が何をやっているのかわからない時間帯が見受けられます。そういった隙間時間はすべてロープレに利用します。お客様がご来店されてからご案内まで、接客中、お会計からお見送りまで、などシチュエーション毎に実施することでキャリアのテクニックを効率的に波及しお店全体の価値を高めます。

4、新しいサービスの導入(未来への投資)

シーズンに応じた施術や商品、飲食店であれば季節の食材を利用したメニューやコースを検討します。
また集客ツールや、キャンセル対策サービス、snsサービスなど新しい外部サービスを導入することによる慣れの期間としても利用しましょう。

5、繁忙期への準備

閑散期にお越しになるお客様のほとんどは通年お通いいただけている顧客でありファンです。顧客やファンは価値に満足をしていますので特別感を演出する意味合いもこめて、次の繁忙期で利用できる価格以外の付加価値を期間限定付きで提供しましょう。
12月、1月の繁忙期に優先予約できる権利、友人のご紹介は最安でご提供、といったあなただけのサービスをご提案します。

まとめ|閑散期はチャンス!

繁忙期は超多忙です。一般のお客様が休暇の時期にお店を開けてお出迎えをするサービス業の閑散期は休暇、休養に充てられることがほとんどです。旅行に行ったり、友人と食事をしたりと気分転換をすることがなによりも楽しいな時期ですし、上述したように次の繁忙期に備えてより良い状態を維持または成長継続していくための期間と捉えましょう。

コメント